中国鏡100点を報道公開
兵庫県立考古博物館(同県播磨町)は30日、県内の収集家から寄贈・寄託を受けた中国の鏡315点のうち、約4千年前の青銅鏡など主な100点を報道陣に公開した。鏡のコレクションとしては国内最大規模で、重要文化財級も数十点含まれるという。
同館によると、戦国時代(紀元前5~同3世紀)や隋・唐時代(6~10世紀)のものが充実している。約4千年前の夏時代に鋳造されたとみられる最古級の「松緑石象嵌鋸歯縁鏡」や、正倉院に保存されているのと同種の螺鈿細工の鏡もある。
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