太陽の塔、不明の第4の顔復元へ
大阪府は30日、万博記念公園(吹田市)の「太陽の塔」の内部公開について議論する部会で、2016年度末の公開予定に合わせ、大阪万博時に塔の地下に展示され、その後行方不明となった「第4の顔」を復元する方針を決めた。
太陽の塔は故岡本太郎氏の代表作。胴体前部の「太陽の顔」、上部の「黄金の顔」、背面の「黒い太陽」の三つの顔のほか、「地底の太陽」と呼ばれる展示物があったが、万博終了後行方不明になった。
部会では、残っていた図面などをもとに、当時と同じ強化プラスチックで原寸大に復元し、内部公開に合わせて塔の地下に新設する資料展示スペースに置くこととした。
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