中東の対立乗り越え日本公演
エルサレムのユダヤ人とパレスチナ人の高校生でつくる混声合唱団「エルサレム・ユース・コーラス」が14日から京都市や東京都で公演する。2012年の設立以来、初の海外公演。パレスチナ自治区ガザをめぐり緊張状態の続く中、対立を乗り越える平和のハーモニーが日本で響く。
米エール大で音楽学を学んだユダヤ系米国人マイカ・ヘンドラーさん(25)が「音楽を通した交流で友情を育み、平和への原動力になってほしい」と設立。メンバーはユダヤ人とパレスチナ人が半数ずつの男女約30人。週1回の練習を重ねている。
混声合唱団は11日来日。14日に京都市で、18、19日に東京都で公演。
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