ポッド許可局がトークイベント
お笑いタレントのマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオが出演するトークイベント「大東京ポッド許可局」が、東京都千代田区の日比谷公会堂で開催された。「へ理屈をエンターテインメントに!」をモットーにしたラジオ番組「東京ポッド許可局」がスタジオを飛び出し、笑いと知的好奇心、二つのおもしろさで2千人のファンを酔わせた。
漫画家の久保ミツロウさん、能町みね子さんをゲストに迎えたトークでは、有名人が氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」が話題に。ある落語家からの誘いを断ったという鹿島は「(経済評論家)勝間和代さんとか、たぶんやるだろうなって人は軒並みやっている」と喝破した。
音楽に造詣が深いマキタは「3人組の先輩として、結成40周年を迎えたTHE ALFEEを見習うべし。足しげく地方公演をしているアルフィーは、ファンから『いつも近くにいてくれる』と絶大な支持を得ている」と自説を開陳した。
新聞・週刊誌など、おじさんが好きなネタを得意とする鹿島も「われわれは風頼みの都市型政党だが、アルフィーは昭和の自民党だ」と大いにうなずいた。
この日一番のどよめきが起きたのは、サプライズゲストとして、作曲者偽装問題で代作していた作曲家の新垣隆さんが登場した場面。終演後、タツオは「大勢のお客さんに入ってもらえたのは、地道にラジオをやってきたご褒美かな。これからもお客さんや視聴者に喜んでもらえるサプライズを続けていきたい」と語った。
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