囲碁、河野が勝ち最終局へ
囲碁の井山裕太碁聖(25)に河野臨九段(33)が挑戦している第39期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)5番勝負の第4局は25日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれ、午後7時15分、224手で河野九段が白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝2敗として、決着を最終局に持ち込んだ。
難解な定石で始まり、優劣不明な形勢が続いたが、最後は河野九段が制し、初の碁聖奪取に望みをつないだ。
持ち時間各4時間のうち、残りは河野九段5分、井山碁聖1分。
第5局は29日、東京都千代田区の日本棋院本院で行われる。
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