高松塚の男女群像勢ぞろい
奈良県明日香村の高松塚古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)の一般公開が23日から始まるのを前に、文化庁は22日、村内の修復施設で壁画を報道陣に公開した。
汚れからの修復が進む壁画の公開は12回目。今回は「飛鳥美人」で有名な西壁女子群像など、石室内の東西壁に描かれた男女の群像が横一列に勢ぞろいし、通路のガラス越しに鑑賞できる。
近くの奈良文化財研究所飛鳥資料館でも23日、高松塚・キトラ両古墳壁画の高精細画像をタッチパネルで自由に拡大・縮小しながら鑑賞できるシステム「壁画ナビゲーション」の公開が始まる。壁画の公開は31日まで(27日を除く)。
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