都塚古墳「ピラミッド」で説明会
古代の大豪族蘇我稲目(570年没)の墓との見方が出ている奈良県明日香村の都塚古墳(6世紀後半)で16日、市民向け説明会が開かれた。13日の報道後から連日、考古学ファンらが詰めかけ、同村教育委員会は配布資料を5千部用意した。
都塚古墳は村教委と関西大考古学研究室の調査で墳丘が階段状に石積みされた例のないピラミッド形で、一辺約40メートルと当時の天皇陵にも匹敵する大型の方墳だったことも分かった。
約400メートル離れて蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳(7世紀前半)があり、一帯は当時蘇我氏の本拠地だったことから、研究者から馬子の父・稲目の墓との見方が出ている。
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