斬られ役初主演作がW受賞
カナダで開催された第18回ファンタジア国際映画祭の長編コンペティション部門で、日本映画「太秦ライムライト」(落合賢監督)が最優秀作品賞の「シュバル・ノワール賞」を、主演の福本清三(71)が最優秀男優賞を受賞したと、配給関係者が明らかにした。
福本は50年以上にわたって「斬られ役」一筋で、主役を引き立ててきた。映画は、時代劇が激減してしまった現代の京都・太秦の撮影所を舞台に、斬られ役の男の生きざまを描いたフィクション。チャプリンの「ライムライト」をモチーフに、福本の人生が投影されている。
同映画祭は、ホラーやファンタジー、アクションなどを上映するジャンル映画祭の一つ。
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