竹久夢二の原稿や手紙20点発見
画家で詩人の竹久夢二(1884~1934年)の手紙やはがき、直筆原稿が計20点見つかり、竹久夢二美術館(東京)と菅茶山記念館(広島県福山市)が6日、発表した。編集者として交流のあった童謡詩人葛原しげるの孫・真さん(66)が東京都小金井市の実家で発見した。直筆作品がまとまって見つかるのは珍しいという。
8点は、1912~13年に夢二がしげるに宛てた手紙やはがきで、12点は童話など直筆原稿だった。真さんが今年6月に発見。関東大震災や東京大空襲を免れ、保存状態はいい。
原稿は、しげるが編集した雑誌「小学生」「少年世界」などに掲載されていた。
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