正倉院展、10月24日から
奈良国立博物館は25日、第66回正倉院展を10月24日~11月12日に開催すると発表した。鳥毛が飾られたふくよかな「天平美人」で知られる「鳥毛立女屏風」や、聖武天皇が東大寺大仏開眼会で履いたといわれる儀式用の靴「衲御礼履」など計59件(初出品6件)が公開される。
天皇皇后両陛下の傘寿を祝い、華やかで正倉院を代表する宝物が多いのが今年の特徴。現在のイラン周辺で制作されたと推測されるガラスの水差し「白瑠璃瓶」や、鳥獣とぶどう唐草の文様が精巧な白銅鏡「鳥獣花背方鏡」なども展示される。
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