専門家ら産業遺産保全で議論
来年夏の世界文化遺産登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」を構成する現役の工場などの保全対策について、国内外の専門家らで話し合う「産業遺産国際会議」が14日、都内で開かれた。内閣官房などの共催で、15日まで2日間の日程。
開会式で新藤義孝地域活性化担当相は「日本は非西洋地域で初めて産業革命を成し遂げ、驚くような発展を遂げた。この価値を世界にアピールしていく」とあいさつ。
自治体を代表して伊藤祐一郎鹿児島県知事が「稼働中の工場などを守る仕組みを、国と自治体が共同でつくっていきたい」と述べた。
産業革命遺産は福岡など8県に23施設が分布している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。