国宝・松本城で落書き
国宝・松本城(長野県松本市)の天守閣の廊下「武者走り」で5月上旬、人名を刻んだ落書きが見つかっていたことが23日、文化庁への取材で分かった。松本市教育委員会は毀損届を文化庁に提出し、23日夜に修復作業を終えた。2010年に防犯用の監視カメラが設置されて以来、修復が必要な落書きが確認されたのは初めて。
松本城管理事務所によると、5月7日に係員が発見。天守閣1階南側の廊下の壁に縦3センチ、幅5センチにわたり、鋭利なものを使い「ともこ」と彫られていた。この廊下は一般見物客の順路となっている。
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