いじめを受けた大津市の中2男子が自殺した事件に絡み、タレントのデヴィ夫人のブログに写真を誤って掲載され、名誉を傷つけられたとして、兵庫県宝塚市の50代の女性が1100万円の損害賠償を求めた訴訟は22日、夫人が謝罪することなどを内容とする和解が大阪高裁(山下郁夫裁判長)で成立した。
2月の一審神戸地裁判決は名誉毀損を認め、デヴィ夫人に慰謝料など165万円の支払いを命じ、双方が控訴していた。
女性側代理人によると、和解は、いじめ事件と無関係だった女性へのおわびのほか、「一審判決を基礎とした」内容。解決金も盛り込まれているとみられる。
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