俳優の藤原竜也が、東京都内で開かれた主演映画「サンブンノイチ」公開初日の舞台あいさつに登場した。品川ヒロシ名義で監督を務めたお笑いコンビ「品川庄司」の品川祐は「公開日が待ち遠しかった。この日を迎えられて幸せです」と喜びを語った。
映画は、藤原、田中聖、ブラックマヨネーズの小杉竜一の3人組が銀行強盗で大金を入手。3分の1ずつ分け合うはずだったが、だまし合いや裏切りが繰り広げられていく。
藤原は「僕たち3人は飯を食う時も、次のシーンを待つ間も、楽屋に入らず、仲良く過ごしていました。笑いが絶えないすてきな現場でした」と撮影を振り返った。そんな仲良しぶりを裏付けるように「小杉さんはさっき、舞台あいさつの回数が多いと愚痴っていました」と言って笑いを誘い、小杉を「そういうのって書かれるから、やめて!」と慌てさせた。
田中は藤原を「クールかと思っていたら、ばか話というか、ふざけてくれて、打ち解けることができました」。
藤原のちゃめっ気を明かした共演者も。お笑いトリオ「ジューシーズ」の赤羽健一は、ロケの合間に楽屋で藤原と2人きりになり、思い切って携帯電話の番号を聞き出した。「そこにかけたら、僕の電話の受話器からプルルルって音が聞こえるのに、竜也さんの電話は反応しないんです。教えてくれたのは(俳優)宇梶剛士さんの番号だったんです」と暴露。藤原はニヤニヤと笑っていた。
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