大分凱旋で指原感涙
福岡市を拠点にするアイドルグループ「HKT48」が九州7県をめぐるコンサートツアー「可愛い子には旅をさせよ」が、HKT劇場支配人を兼務する指原莉乃の故郷、大分市からスタートし、昼夜2公演で計4千人を動員した。
昼公演の1曲目は、ライバルグループ「モーニング娘。」の「ザ☆ピ~ス!」。自他共に認めるアイドル好きの指原らしい“おきて破り”の選曲で、ファンの度肝を抜いた。天井からつり下げられたブランコでステージに降りてきた指原が「HKT48が大分にやってきました!」と絶叫すると、会場は一気に盛り上がった。
キレのあるダンスとパワフルな歌声で、博多の方言や名所が歌詞に盛り込まれた「HKT48」、セカンドシングル「メロンジュース」、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」など約30曲を熱演した。
寸劇と大喜利コーナーで笑いも獲得。大喜利には、大分県のマスコットキャラクター「めじろん」が、座布団運び役として登場した。
指原にとって初めての凱旋公演は大成功に終わり、目を潤ませながら「すごく幸せでした。大分で生まれ、育ったことを誇りに思います」とあいさつした。
大分での指原の人気ぶりに、鹿児島県出身の宮脇咲良は「さっしーはすごい。私も地元の鹿児島公演ではたくさんの人に応援してほしい」と驚いた様子だった。
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