政府は15日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、世界文化遺産登録に向け1月中に国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ提出する「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の推薦書を了承した。近く閣議了解する。
夏から秋にかけてユネスコの諮問機関が現地調査し、2015年夏ごろに開かれる世界遺産委員会で登録の可否が決まる。
産業革命遺産は「軍艦島」として知られる端島炭坑(長崎市)や八幡製鉄所(北九州市)など、岩手、静岡、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島8県にある20を超える施設で構成。幕末から明治にかけての重工業発展の歴史を示す。
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