もっと災害に役立つラジオへ―。「TOKYO FM」系の全国38のFM局と、全国213のコミュニティーFM局が加盟する「日本コミュニティ放送協会」(東京)が、地震など大規模な自然災害が発生した場合に連携して情報を伝える取り組みを本格化させる。17日に協定を締結する。
コミュニティーFM局は地元に密着した特徴を生かし、安否や避難に関する情報などをきめ細かく収集。この情報を被災地域の県域FM局に提供し、同局の番組や全国ネットの番組を通じて広域のリスナーに伝える。
一方、FM局は都道府県や全国の情報をコミュニティーFM局に提供し、放送内容の充実を図る。
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