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福島の怒り、悲しみ、希望を上演

[2014年01月11日 20:13]

 東日本大震災と福島原発事故から2年10カ月となる11日、福島市在住の詩人和合亮一さんが脚本を手掛けた舞台「ふくしま未来交響曲 序章~美しい帆をかかげよ~群読と合唱と未来芸能で紡ぎだす福島の未来地図」が、福島市内で上演された。
 「福島の怒り、悲しみ、希望を届けたかった」と和合さん。震災と原発事故に見舞われ変貌した故郷への思いや、見えない放射性物質に翻弄され続ける葛藤、再生への願いを、和合さんの詩の朗読や合唱で表現した。
 朗読と合唱には、公募で集まった約150人が参加。ほとんどは県内からで、津波で被災した人や、原発事故による避難者も出演したという。

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