将棋、三浦が棋王に初挑戦
将棋の渡辺明棋王(29)への挑戦権を争う第39期棋王戦(共同通信社主催)の挑戦者決定戦第2局は7日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、午後8時18分、144手で後手の三浦弘行九段(39)が永瀬拓矢六段(21)に勝ち初挑戦を決めた。
三浦九段は群馬県出身。西村一義九段門下で、1992年にプロ棋士となった。96年の棋聖戦で当時全七冠を独占していた羽生善治3冠を破り、初タイトルを獲得した。名人挑戦者を決めるA級順位戦は連続13期在籍。タイトル挑戦は2010年の名人戦以来となる。
渡辺棋王―三浦九段の5番勝負は2月2日、新潟市の新潟グランドホテルで開幕する。
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