京都・裏千家で「初釜式」
茶道三千家の一つ、裏千家の今日庵(京都市上京区)で7日、「初釜式」が始まり、16代千宗室家元が濃茶で招待客をもてなし、新春を祝った。
1席目は「平成茶室聴風の間」で行われ、表千家、武者小路千家の両家元や伊吹文明衆院議長、山田啓二京都府知事、稲盛和夫京セラ名誉会長ら45人が出席した。
宗室家元は「国の内外はいろいろ難しいことがあるが、つつがなく国が進むよう願っています」とあいさつした。
うま年にちなみ、馬の地紋の釜を使用した。
初釜式は東京道場(東京都新宿区)と合わせて10日間実施される。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。