パリの名門劇場で公演
【パリ共同】演出家の蜷川幸雄さん(79)が率いる高齢者の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」が8日、パリ市立劇場で舞台「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」(清水邦夫さん作)を上演した。公演は12日まで。
同集団は昨年5月に初の海外公演としてパリ日本文化会館で「鴉よ―」を上演。これが好評を博し、19世紀設立の名門劇場から招待された。平均75歳以上という年齢を感じさせない演技に満員の約千人の観客から熱烈な拍手が送られた。
パリ在住の文筆業カリム・ルスニさん(49)は「素早く動くのが難しそうなところもあったが、とてもエネルギーを感じた」と話した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。