シリアで銃撃され死亡したジャーナリスト、山本美香さんの遺志を継ごうと新設された「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の第1回受賞者が2日までに、昨年公開のドキュメンタリー映画「ファルージャ」を監督した伊藤めぐみさん(29)に決まった。
賞は山本美香記念財団が主催。過去1年の優れた国際報道を作家の最相葉月さんら5人が選考、賞金50万円を贈る。
伊藤さんは映像制作会社「ホームルーム」所属のディレクター。初監督映画「ファルージャ」は2004年のイラク日本人人質事件の関係者に取材、「自己責任」が叫ばれた事件の本質に迫ったドキュメンタリー。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。