早朝の富岡製糸場に万歳三唱
富岡製糸場(群馬県)を世界文化遺産に登録するよう、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が勧告したことに、地元の関係者や観光客からは26日、「おめでとう」「感動でいっぱい」と喜びの声が上がった。
富岡製糸場には、早朝から多くの人々が詰めかけ、朝日を浴びた赤れんがの繭倉庫を背景に岩井賢太郎・富岡市長ら関係者が万歳三唱。製糸場の保全活動を続けてきた住民らが握手を交わした。
「完璧な勧告を受けた。本登録まで気は抜けない。市民一丸となって取り組んでいきたい」と岩井市長。目に涙を浮かべる人の姿もあった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。