ファン、やなせたかしさんしのぶ
昨年10月に亡くなった漫画家やなせたかしさんの出身地、高知県香美市香北町に完成した墓地公園の公開が20日、始まり、ファンが次々に訪れ、やなせさんをしのんだ。
実家跡地に「やなせたかし朴ノ木公園」を整備。「故郷の土はあたたかい」「一本の朴ノ木にぼくはなりたい」などと刻まれた直筆の詩碑の下に、遺骨が納められた。碑の両脇には、高さ約2メートルのアンパンマンとばいきんまんの石像が並んでいる。
やなせさんの希望で、生前の昨年9月から造成を開始。公園のデザインもやなせさんが手がけた。ほかに詩碑二つがあり、アンパンマンのキャラクターの石像9点が建っている。
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