井上道義さんが咽頭がん
大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者やオーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督などを務める指揮者の井上道義さん(67)が咽頭がんの治療に専念するため、6月末まで演奏活動を休止すると所属事務所が29日、発表した。
同事務所によると、井上さんはのどに違和感を覚えて4月半ばに東京都内の病院で診察を受け、精密検査の結果、咽頭がんと診断されたという。
井上さんは「医者ははっきり治ると言ってくれました。67歳、まだ巨匠とはいえない指揮者。この後もなれるかは分かりませんが、生き延びたらチャレンジしますから。2カ月はお休みをください」とユーモアを交えてコメント。
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