大須演芸場、再開へ運営者募る
賃料滞納が原因で今年2月に閉鎖した名古屋唯一の常設寄席「大須演芸場」(名古屋市中区)の建物を所有する大道具関係会社「エイチ・エス・ステージワークス」の土井信策代表取締役と代理人弁護士が25日に会見し、年内の再開を目指し、今後の運営者を募る方針を明らかにした。
代理人らによると、1962年に建築された演芸場は老朽化しており、震度6強を超す地震で倒壊する恐れがあると判明。ただ、耐震補強を施せば使用でき、工事費も数千万円以内で済むため、再開は可能と判断した。
工事費をまかなうため、5月上旬から運営候補者からの申し出を受け付ける。
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