松岡修造が熱血授業
映画「ネイチャー」(5月2日公開)の特別授業イベントが東京都内の小学校で開かれ、元プロテニス選手でタレントの松岡修造が熱血授業を繰り広げた。
ハリウッド最高の3D技術で地球上の未知なる大自然や動物たちをとらえたドキュメンタリー映画を、体育館で約200人の児童が鑑賞。上映後、紙製の特別スクリーンを突き破って松岡が飛び出してくると、子どもたちは手をたたいて大喜びした。
スーツを脱ぎ捨て、テニスウエア姿になった松岡は「みんな、カメレオンになってほしい」と指示。カメレオンのように眼球を素早く左右に動かしてみせ「テニスもサッカーも前を向きながらも全体を見渡す力が必要だ」と力説した。
さらに四つんばいになって「シャベルカナヘビになってもらいます」ときっぱり。灼熱の砂漠にすみ、足の裏を冷やすために2本の足を順々に上げるシャベルカナヘビの動きを「スポーツに大切な体幹の動きをシャベルさんは全部できている」と大まじめに解説した。
どこか恥ずかしげな小学生たちに対し、松岡は「この下は超熱いぞ! 両手両足を着いたらやけどするぞ!」とシャベルカナヘビになり切るよう求めた。
授業を終えた松岡は「君たちはおれより熱い。一所懸命、自然を大切に生きてください」と言い残して学校を後にした。
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