「藤本義一の書斎」開館
テレビの司会など多方面で活躍し、2012年10月に79歳で死去した直木賞作家の藤本義一さんの蔵書や遺品を集めたギャラリー「藤本義一の書斎」が兵庫県芦屋市奥池町11の10の別荘の敷地内に完成し19日、一般公開が始まった。
来館者は書庫に並んだ藤本さんの作品を手に取り、出迎えた藤本さんの妻統紀子さん(79)と談笑していた。ほかに愛用したサングラスや万年筆、原稿用紙を置いた机で書斎を再現したほか、織田作之助をテーマにした小説「蛍の宿」の生原稿や旅先で描いた風景画も展示している。
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