「はだしのゲン」作者の詩CDに
原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の作者、故中沢啓治さんが書いた詩「広島 愛の川」に曲を付け、CD化されることが決まり、歌手の加藤登紀子さん(70)が7日、レコーディングを行った。
詩は、広島の川から世界に怒り、悲しみ、優しさを届けたいとの思いがつづられている。AKB48などに楽曲を提供している山本加津彦さん(34)が作曲。中沢さんの妻ミサヨさん(71)も見守る中、加藤さんがオーケストラの穏やかな旋律に乗せて、情感豊かに歌い上げた。
「主人も私も昔から加藤さんのファン」というミサヨさんは「悲しみが伝わって、ジーンときた」。
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