日韓で朝鮮通信使を記憶遺産に
江戸時代に朝鮮王朝が日本に送った「朝鮮通信使」ゆかりの15自治体などでつくる協議会は、韓国側と協力し、関連資料の記憶遺産登録を2016年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する。17年の登録を目指す。
来年に日韓国交正常化50周年を迎えることも踏まえ、共同申請で友好の機運を盛り上げたい考えだ。
協議会は通信使が通った栃木県から長崎県までの有志自治体を核に構成し、対馬市長が会長を務める。韓国・釜山市の外郭団体「釜山文化財団」から12年5月に共同申請の打診があり、準備を進めてきた。今年3月、双方の関係者が釜山で会合を開き、16年申請で合意した。
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