古田織部美術館が開館、京都
千利休の高弟で、戦国武将古田織部の作や「織部好み」と呼ばれて茶人の間で流行した茶道具を集めた私設美術館「古田織部美術館」が12日、京都市北区に開館する。
今年が古田織部の四百回忌となるのに合わせ、約20年にわたり茶道具などを集めてきた出版社社長宮下玄覇さん(40)が準備を進めてきた。
織部作の茶杓のほか、織部好みの茶わんやびょうぶなど約500点を年4回に分け、常時50点~60点ずつ展示する。
宮下さんは1934年に建てられた生糸商の山荘を買い取り、2階建ての蔵約40平方メートルを展示施設として改築。
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