6月にキャプテン翼展
人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原画などを展示する「ボールはともだち。キャプテン翼展」が、6月12日のサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕に合わせて、同14日から東京都台東区の上野の森美術館で開催される。
1981年から連載が始まったキャプテン翼は日本でサッカーブームを巻き起こし、国内外のプロ選手にも影響を与えてきた。今回のイベントのスペシャルサポーターを務めるサッカー元日本代表主将の宮本恒靖さんも「小学校低学年からテレビを楽しみにしていたし、そこで起こったプレーを学校で試してみることもあった」と懐かしむ。
会場では名場面の原画のほか、日本代表ユニホームを着た主人公大空翼の等身大フィギュアや、物語の舞台となった南葛市のジオラマなどを展示。サッカーアトラクションのコーナーもある。
原作者の高橋陽一さんは「(日本に)W杯に出てほしいと思って描いてきたが、今は出て当たり前、優勝も狙えるところまできた」と日本サッカー界の発展に感慨深げ。「W杯期間中なので日本代表を応援しながら、昼間はキャプテン翼展に足を運んでもらいたい」とアピールした。7月6日までで、期間中は無休。入場料は一般・大学生1600円、中高生800円、小学生400円。
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