手塚治虫さん長男が名誉館長に
兵庫県宝塚市立手塚治虫記念館は21日、手塚さんの長男真さん(52)が名誉館長に就任すると発表した。25日の開館20周年記念式典で委嘱する。
同館によると、1994年4月の開館以来、手塚さんの妻悦子さん(82)が名誉館長を務めていた。悦子さんが高齢などを理由に20周年での退任を申し出たため、真さんに依頼した。
真さんは映像作家として長年活躍。手塚プロダクションの取締役も務めている。「手塚治虫の作品と精神を、市民と一体になって世界の人々や未来の子供たちに届けたい」とコメントした。
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