出版大手のKADOKAWA(東京都千代田区)は7日、不正アクセスを受けて閉鎖していた同社の公式ホームページ(HP)を再開したと発表した。3月19日に不正アクセスを受けたことが分かり、閉鎖していた。
セキュリティー専門企業に調査を委託したところ、同社のサーバーを介し情報を不正に引き出すフィッシングメールが送られたのを確認した。個人情報の流出や、不正プログラムがHPに仕組まれた形跡もなかったという。
同社は1月にもHPの一部が改ざんされるなどの被害を受けており、今回、サーバー交換などのセキュリティー向上策を取った。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。