国立西洋美術館を世界遺産推薦へ
文化庁は25日、国立西洋美術館本館(東京)などフランス人建築家ル・コルビュジエによる建築作品17件について、2016年の世界文化遺産登録を目指し、フランスや日本など関係7カ国が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することで合意したと明らかにした。フランスや日本などがこれまでに2回推薦したが、いずれも登録には至らず、3度目となる。
構成遺産17件のうち10件はフランスにあり、日本は国立西洋美術館本館のみ。世界文化遺産の推薦は各国年1件となっており、今回はフランスの推薦枠を使い、来年2月1日までに正式推薦する。
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