【北京共同】中国四川省広元市で29日までに、西周時代(紀元前1050年ごろ―同771年)の都市とみられる遺跡が見つかった。四川地方では近年、長江(揚子江)流域で栄えた文明の多様性を示す遺跡発掘が続いており、今回の発見にも古代中国の謎を解く手掛かりが期待されている。
古代都市の遺跡は長方形で約5万平方メートル。中国メディアによると、四川地方で西周時代の都市の遺跡が見つかるのは初めてという。四川省文物考古研究所が7~8月にかけて地質調査などを行い、43カ所で都市や墓群などの遺跡を発見した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。