松下奈緒がプラハで感動体験
女優の松下奈緒が、BSフジの特別番組「松下奈緒 ミュシャ 幻の大壁画群公開」(19日午後7時)でチェコの首都プラハを初訪問し、同国が生んだ天才画家ミュシャの作品に触れた感動体験を語った。
今年はポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの東欧4カ国(V4)と日本との「交流年」で、松下はその親善大使に任命されている。
幼少期からピアノを学んできた彼女にとって、数々の大作曲家が生まれ育った東欧は憧れの地。特に音楽の都と呼ばれるプラハは「一度は行ってみたかった街。お話を聞いたときは『やったー!』って心の中で叫んじゃいました」。
見どころは、日本のテレビに初めて完全公開された、ミュシャが手がけた壁画群「スラブ叙事詩」。20年近い歳月をかけて、スラブ民族の歴史や神話をテーマに描いた大作を目の当たりにし、「その迫力に言葉が出ませんでした。隣接した国同士の争いが絶えなかった民族の歴史に対するミュシャの思いが伝わってきました」。
一方、街のカフェではチェコの伝統的なスイーツを満喫し、同国限定で「肉食女子」になったことも告白。「シンプルな調理なのに肉料理がすごくおいしくて、毎日のように食べました。さすがに日本に帰ってからは野菜多めの粗食に戻りましたが…」と、魅惑的なプラハの旅を笑顔で振り返った。
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