美川憲一が記念公演
歌手デビューから50年目に入った美川憲一が、東京都内で「祝50周年」記念公演に臨み、「突っ走って『えっ。もう50年?』というくらい、いろんなことがあった。50年もつとは思わなかった」と語った。
美川はデビュー翌年の1966年4月、「柳ケ瀬ブルース」でブレークした。「個性が強くて直立不動で歌っていたので『柳ケ瀬』一発で終わると思っていた。あのころ一発屋の人が多かったの」と冗談交じりに当時の心境を振り返った。
自身の代表曲「さそり座の女」の作曲家で6月に死去した中川博之さんを「本当に残念。寂しいです。(自分の持ち歌に)先生の曲がたくさんあるのよ」と悼んだ。
60周年、70周年に向けた意気込みを聞かれると「もちろん。私、しぶといわよ。『まだ生きているの?』って言われるくらい生きるわよ」と笑顔で宣言した。
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