カタールのドーハで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は最終日の25日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)など各国の26件を新たに世界遺産に正式登録した。世界遺産の総数は1007件となった。
来年は、ドイツのボンで開催することを決めた。「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)の登録が審議される。
今年の世界遺産委は新規32件と、登録済みの世界遺産の範囲を広げる拡張4件を審査。文化遺産は富岡製糸場のほか、中国、カザフスタン、キルギスが共同推薦したシルクロード(絹の道)など21件、自然遺産4件、複合遺産1件を新規に登録した。
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