京都国立博物館、瓦ふき替え公開
京都市東山区の京都国立博物館で19日、明治期に建てられたルネサンス様式の重要文化財「明治古都館」(本館)の瓦ふき替え工事の見学会が開かれた。
明治古都館は1895年落成で、れんが造りの洋館。迎賓館赤坂離宮(東京都港区)を手掛けた片山東熊が設計した。
中央展示室の屋根の水漏れが見つかり、昨年10月、7千枚以上ある瓦のふき替えに着手。日本の三大瓦の一つとされる愛知県の「三州瓦」にし、これまで使われていた瓦も再使用する。7月末に作業を終える予定。
修理現場の見学には、地上約11メートルの足場を利用。
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