八重の桜展に兄と別人の刀
昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」に関連する企画展に、同志社大の同志社社史資料センター(京都市上京区)が新島八重の兄山本覚馬が所有していたとして貸し出した日本刀が、覚馬とは別人の刀だったことが12日、分かった。
所有を裏付ける資料がないのに、センター職員が「覚馬が持っていた可能性がある」と判断。出展を決めたという。同志社大は「捏造と言われても仕方がない」としている。
同志社大によると、東京や福島、京都で昨年開いた展示会で、この日本刀を「伝山本覚馬所用長巻」として貸し出した。
しかし、その後別人が寄付した大刀だったことが判明したという。
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