宝塚歌劇団100周年で市が条例
兵庫県宝塚市議会は18日、宝塚歌劇団が今年100周年を迎えたのに合わせ、歌劇団の地元らしい街づくり推進を目的とする「歌劇のまち宝塚条例」を全会一致で可決した。年内にも施行される見通し。
条例は議員提案で「宝塚歌劇により親しみを感じられるような環境を育んでいくことが大切」と明記。市が必要な施策を取ることや、市民が市の文化と歴史に誇りを持ち、魅力ある街づくりに取り組むことを努力義務として定めている。
提案者の一人で元タカラジェンヌの山本敬子市議は提案前の取材に「市民が歌劇団への親しみを深めることで宝塚市の文化を継承し、地域の活性化につなげたい」と話した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。