映画「海月姫」(27日公開)のPRイベントが東京都墨田区のすみだ水族館で開かれ、主演女優の能年玲奈が登場した。オタク女子集団「尼~ず」が暮らす共同アパートが舞台の映画で、クラゲオタクの月海を演じる能年が、東京海洋大客員准教授でタレントのさかなクンと撮影中のエピソードを語った。
能年とさかなクンは、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で共演した仲。さかなクンが行きつけの熱帯魚店が映画の撮影現場になったこともあり、能年にたい焼きを差し入れて旧交を温めたという。
能年が「さかなクンとすごく楽しく話してたんですけど、クラゲが来たと知るとピューって行っちゃって、『クラゲに負けた』と思っちゃいました」と暴露。国民的人気女優を袖にした格好のさかなクンは「ギョめんなさい」と平謝りしていた。
映画の公開を記念して、能年はタコクラゲの赤ちゃんに「水玉ポンちゃん」と命名した。「名前だけにしようと思ったけど、名字を付けた方がかわいいかなと思って」と解説すると、さかなクンは「ギョギョギョー、やったー」と大喜び。
また、白衣に着替えてクラゲの餌やりにも挑戦し、「映画でも餌をあげるシーンはなかったので、すごい興奮。うれしい」と満面の笑みを浮かべた。
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