日本イコモス国内委員会は13日、歴史的な建物や景観の保存に貢献したとして、JR東京駅・丸の内駅舎の修復を主導した京都工芸繊維大大学院の田原幸夫特任教授(64)と、日本庭園の管理に取り組む文化財庭園保存技術者協議会(京都市)に「日本イコモス賞」を授与した。
同委員会は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内組織で文化財の専門家が構成、世界文化遺産の審査に関わっている。賞は本年度に創設した。
田原氏は2003~12年、赤れんがの駅舎を創建当初の姿に復元する事業のリーダーを務めた。
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