山田監督と吉永さんで新作
山田洋次監督の新作映画「母と暮せば」(来年12月12日公開)の製作発表記者会見が17日、東京都内で開かれ、主演の吉永小百合さんや二宮和也さん、黒木華さんが山田監督と共に登壇した。
「母と暮せば」は、「ヒロシマ」を舞台にした戯曲「父と暮せば」の井上ひさしさんの遺志を継いで企画。井上さんが戯曲化できなかった「ナガサキ」を舞台に、原爆で死んだはずの息子と母親の日々を描く。
「生涯で一番大事な作品を作ろうという気持ちでいる」と意気込む山田監督は、戦後70年に公開されることについて「戦争を知る僕らの世代が語り残さなければいけないことはたくさんある」と語った。
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