囲碁、村川大介が新王座に
囲碁の第62期王座戦5番勝負の第5局は16日、三重県鳥羽市で打たれ、挑戦者の村川大介七段(24)が249手で井山裕太王座(25)に白番1目半勝ちし、対戦成績3勝2敗で初の七大タイトルとなる王座を獲得した。
村川新王座は兵庫県西宮市出身。森山直棋九段門下で、関西棋院所属。2002年に、11歳でプロ入り。関西のホープと目され、昨年、第20期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦で優勝。今期5番勝負では、1勝2敗から2連勝した。
井山前王座は2013年10月に、2度目の6冠を達成。今回、王座の3連覇を逃し、棋聖、名人、本因坊、天元、碁聖の5冠に後退した。
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