石川・小松市で子供歌舞伎が開幕
歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台として知られる安宅の関がある石川県小松市の劇場で「全国子供歌舞伎フェスティバル」が4日開幕し、同市、福島県南会津町、群馬県みなかみ町の小中学生ら38人が舞台に立った。公演は5日まで。
子供たちは色鮮やかな衣装に身を包み、長ぜりふやテンポの良い踊りを披露。集まった約800人の観客を魅了し、客席からは「うまいぞ」と掛け声が飛んだ。
南会津町の子供たちは、会津の戦国武将らの悲劇を描いた「時津風日乃出の松」を演じた。戦で負けた責任を取るため、武将が腹を切る場面では、客席からすすり泣く声も。
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