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常盤新平さんしのぶ企画展

[2015年01月23日 13:28]

常盤新平さんしのぶ企画展

 2013年に81歳で亡くなった作家常盤新平さんをしのぶ「常盤新平―遠いアメリカ」展が、東京都町田市の「町田市民文学館ことばらんど」で開かれている。3月22日まで(毎週月曜と2月12日、3月12日は休館)。
 常盤さんは晩年の約20年間、家族とともに町田市に居住。親交があった評論家坪内祐三さんの提案を受け、同館が1月の三回忌に合わせて企画した。会場には、直木賞を受賞した自伝的小説「遠いアメリカ」の自筆原稿や手紙、蔵書、写真など約250点が展示され、生涯と作品、創作の原点などが一望できる。
 常盤さんは岩手県生まれで幼いころ仙台に転居。早大卒業後に出版社に入社し、ミステリー雑誌の編集長を経て、文筆活動に入った。アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」など米国のエンターテインメント小説の翻訳や、軽妙なエッセーで人気を集めた。

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