若手が文楽、大阪民放5局主催で
大阪の民放テレビ局5局が初めて手を組み来年2月に主催する文楽公演「うめだ文楽」の制作発表が24日、会場となる大阪・梅田のグランフロント大阪の劇場「ナレッジシアター」で開かれた。
公演は人形遣いの吉田幸助さん(48)、太夫の豊竹希大夫さん(36)ら20~40代の若手技芸員が出演。大阪・ミナミにある本拠地・国立文楽劇場を離れ、もう一つの中心地・キタで新しい観客層を増やすのが狙いだ。
来年2月6~8日に計5回上演。演目は、目の不自由な沢市と献身的な妻・お里の夫婦愛を描いた世話物「壺坂観音霊験記」の沢市内より山の段。
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