将棋、羽生4冠が棋王挑戦者に
将棋の渡辺明棋王(30)への挑戦者を決める第40期棋王戦(共同通信社主催)の挑戦者決定戦は22日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、午後8時35分、185手で先手の羽生善治4冠(44)が深浦康市九段(42)を破り、挑戦権を獲得した。
羽生4冠は本年度、名人を奪還し棋聖、王位、王座を防衛。自身の持つ通算タイトル獲得記録を90期に更新するなど好調を維持している。本棋戦では最多の12連覇を誇り、唯一、永世棋王の資格を持つ。5番勝負の登場は7期ぶりで通算14期目の棋王位を目指す。
渡辺棋王―羽生4冠の5番勝負は来年2月11日、宇都宮市の宇都宮グランドホテルで開幕。
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